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会長挨拶

小泉ひろみ会長

秋田県医師会
小泉ひろみ会長

令和4年6月から、秋田県医師会会長を拝命しております。このたび、3期目に選定していただきました。これまでの2期4年間、会長として、職務を務めてまいりましたが、1期目は、副会長時代から担当しておりましたコロナ禍への対応が主でした。その課題に直面する中で、秋田県の医療を取り巻く状況は、人口減少や少子化、医療従事者不足などにより、秋田県医師会が「秋田県の医療グランドデザイン2040」で検討しておりました時の想定以上の速度で、厳しさが増していることを実感しました。そして2期目においての役割は、地域の実情を聞くこととこれらを国に伝えていくことでした。今期は、これまで進めてきた取り組みを一定の形にまとめ、さらに新しい内容を加えて、次の世代へ引き継ぐことが重要と考えております。

代々引き継いでまいりました秋田県医師会の理念は「県民を守る、医療を守る、医療従事者を守る」 の三つの「守る」であります。本来、医療を始めとする社会保障は、国民を守る大きな基盤であります。医療を守れないと、県民を守れず、その結果その地域を守れません。医療を支える、医療従事者を守ることが、地域医療をひいては地域を守ることにつながる、今が重要な時期であると考えます。

今期の重点課題として、第一に地域医療構想への対応があります。来年度に向けて、新たな地域医療構想会議への準備が始まります。令和6年度に行われた二次医療圏再編後の課題を検証しながら、地域医療が弱体化することのないよう、現場の声を県や国へ届けてまいります。

第二に災害医療体制の強化です。豪雨災害や能登半島地震での経験を踏まえ、JMAT秋田やJMAT東北の連携をさらに充実させ、県内の災害医療体制全体の構築に参画し、災害時にも県民を守れる医療体制を整えてまいります。

第三に医療人材の確保です。医師の偏在や高齢化・不足対策、若手医師の参画、医業承継支援などに加え、看護師養成学校の支援など地域医療を支える人材基盤を強化してまいります。また、医療DXについては、秋田県の医療に資する形を作ってまいります。地域格差を減らしながら、医療従事者の負担軽減と持続可能な医療体制の構築に役立つ形で、推進してまいります。その他、次の新興感染症対策や産科・小児医療体制の構築などを含めて、様々な医療課題が山積しております。1つ1つ、丁寧に対応してまいります。

皆様のご理解とご支援を賜りますよう、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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